心療内科の主な治療法

心療内科では、他の診療科と同様に薬物療法を施しますが、化学療法や手術などは行いません。他の診療科では行わない療法として、心療内科医は認知行動療法と呼ばれるメソッドを採ることが多いと言えるでしょう。認知行動療法では、医師が一方的に治療を施すのではなく、患者自らが主体となって治療に取り組まなければなりません。具体的には、患者が毎日の行動に加え、様々な場面でどんな感情に囚われたかについても日記に記録し、主治医に報告するのです。記録の内容は、かなりプライベートな事項にも及ぶので、患者と医師の間には信頼関係が欠かせません。

治療法を詳しく説明してくれる医師を探そう!

医師と患者の信頼関係が成立するためには、インフォームドコンセントやアカウンタビリティと言うように、心療内科医がいかにわかりやすく治療法や見通しについて説明してくれるかどうかが重要なポイントです。薬物療法と認知行動療法を併用するケースでは、患者が薬の副作用と未知の治療法に対する2つの不安を抱えることが珍しくありません。医師はこうした心理を汲み取り、患者の立場に寄り添う姿勢が必要です。服薬の副作用から行動療法のプロセスに至るまで、治療法の内容を詳細に知って見通しが立てば、患者が安心して治療に取り組めるでしょう。期待するような完治に至らなくても、医師と患者の信頼関係が築けていたら、患者が不満を持つことは滅多にありません。できるだけ患者の不安を取り除けるよう、説明に力を入れる医師を探しましょう。

品川の心療内科を選ぶ時は、医師と話した時の印象で決めて良いかもしれません。話しやすい相手の方が自分の本心が吐き出せて、治療も順調に進められます。

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